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フロイト雑感 (ある精神病者の手記)

*おれの知識と経験を気の向くままに書き留めておこう。*//

2017.04.22.05

つらい時は自分を信じてやっていくしか
ない。自分の知性と感性が捉えた世界を
手放してはいけない。
                   unknown

itを2つの要素からなっているものとする。
愛欲と労働だ。すると転換の失敗は3通り
となる。愛欲への転換が失敗すると、恋愛
感情に乏しく、労働への転換が失敗すると、
労働意欲が乏しくなる。愛欲へも労働へも
転換に失敗すると、恋愛感情にも労働意欲
にも乏しくなる。
すると、2つの要素が転換に失敗すると、つ
まり、itが超自我の中に生じると、自我が不
安定になる、或いは、後に不安定になって
いく素地ができる。その時期を10才頃とす
ることができる。精神病者も初恋を経験し
ている場合があるから、この時期には愛欲
が完成してる場合と愛欲が完成していない
場合があるということになる。
itの成長とともに、愛欲も労働も成長する。
しかしこれらはバランスを取りながら成長
してはいない。このバランスの不均衡が陽
性症状と陰性症状として発病後現れるのだ
ろう。愛欲は高く、労働は低く、と取りあ
えずは理解しよう。いずれかの要素に欠陥
が在るとしても、この時期、10才から14才
の発病以前の精神病者は自閉症や発達障害
のように社会性が欠けてはいない。
Fatherは社会的なものだから、力は一定で
ある、と考えれば、itの存在する人は、itが
いつかFatherよりも強くなる。フロイトは、
心の主体を、ego、superego、idoに分けて
考えているが、この論述での、自我、Fa-
ther、it、がそれぞれに対応している、と考
えよう。正確には、idoは超自我の領域のit
と無意識の領域の近親相姦願望という欲望
に分けて考えている。