哲学者の朝食はタバコとコーヒー

*フロイト(病気)とボルツマン(気象)のいる風景画*//

2017.05.11.03

近親相姦願望。。フロイトはこれを人類
普遍の欲望だと言っている。そしてそれ
は無意識の中にあるから、本人は絶対気
付くことはない。としている。
何故か。。無意識の中の欲望は、或いは、
無意識は、本人にとって不都合な欲望群
から構成されている。エディプスの父、
ここではFather、が無意識に蓋をして、
不都合な欲望群を無意識の中に閉じ込め
て、意識の中に、それらが現れてこない
ようにしている、からだ。。病気の人は
その蓋に穴が開いていて、無意識が意識
の中に侵入して病気となる。
この蓋をする作業の中心は近親相姦のタ
ブー、禁止であり、このタブーも人類普
遍の事象であることが、1963年の「野生
の思考」でレヴィ・ストロースによって
証明、数学的に、されている。
本論ではこの蓋を超自我の領域、フロイ
トは前意識、と呼び、穴を、本論では核、
フロイトには核の概念はない、と呼んで
いる。その領域で働く主体を、本論では
Father、フロイトは超自我、と呼んでい
る。。すると空っぽの核の中身は、無意
識に類したもの、となる。病気でない人
には無意識は見えないから、空っぽだ。
しかし、まだその力は弱く、Fatherの力
を振り切って意識へ侵入するほどではな
いもの、itと呼んでいる、となる。。