フロイト雑感 (ある精神病者の手記)

*おれの知識と経験を気の向くままに書き留めておこう。*//

2017.05.23.03

精神病の場合、egoとFatherの力よりitとidoの
力が強いとしているから、フロイトのように
未知の不都合な欲望を特定できればFatherが
それを無意識の中に返す、ということにはな
らない。
いまFatherとitとidoの力関係を固定して、ego
の力によって症状を3個に分類するとすれば、
egoがFatherと同じかそれ以下で、itとidoの力
を上回れば、寛解し、egoの力がFatherの力以
上になれば、itとidoの力を上回わり、再発を
繰り返し、itとidoの力にegoとFatherの力が及
ばない時、病状は変わらないとする。
問題は、egoの力がFatherの力を上回った時は、
再発を繰り返すが、そのegoの力の上限付近に
いる患者だ。病状が変わらなくても、命題が
得られれば、再発を繰り返す領域に戻れるの
ではないか、ということだ。つまり、命題、
言葉、或いは価値観、は物質的な暴力が象徴
化された力だ、と考えている。
実際、法律文、契約書、教育における教科書、
等は物質的な暴力を伴っている。人の日常生
活、社会生活を変える歴史的な、社会的な物
質としての強制力、フロイトは抑圧と呼んで
いる、となる。